2015年7月15日水曜日

アドワーズ攻略の道 アカウント全体像〜予算など

アドワーズで集客をしてみようと考えた。
勉強がてらメモ



アドワーズアカウント全体像





キャンペーン 
広告グループ 
キーワード 
この3要素が肝心、3つが揃わないと出稿出来ない。
細かい広告設定をすると、広告やキーワードがどんどん増えていく。


<概要>

キーワードマッチの仕組み
登録したキーワードやフレーズでどこまでの範囲で広告表示かを決める設定。使い分けることで商売の規模や予算に応じて集客を見込める。

-部分一致

関連性のある全てのキーワードの検索結果画面に広告を表示


-完全一致

予算も限られ、出来る限り露出を制限する


マッチタイプを指定しない場合は部分一致のタイプが使用される。

マッチタイプの種類

「部分一致」「完全一致」「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」の4つ


マッチタイプそれぞれの特徴


-部分一致

関連するキーワードで広告が表示する。かばん→バック など
入札設定していなくても表示されるので、多くの見込み客にアプローチ出来る。反面無駄にクリックされる恐れもある。部分一致に設定したまま、除外キーワード設定を使うと無駄なクリックを抑える事が出来る。

-完全一致

そのまま、検索する言葉がキーワードと完全に一致すること。前後に他の言葉があってもダメ、広告は表示されない。言葉と言葉の間にスペースの有無は関係ない。言葉の漢字、ひらがな、カタカナなどは表示される。完全に一致しないと表示されないので部分一致に比べると極端に露出が減る。

-フレーズ一致

登録したフレーズと完全に一致したり、前後に他の言葉が含まれている場合に広告が表示される。フレーズの間に違う言葉が入っていたり、フレーズが逆の時は表示されない。完全一致よりも広く、部分一致よりも絞り込む形。

-絞り込み部分一致

部分一致の拡張機能を制限する為の設定。拡張(似たようなフレーズ)にしたくない時、+の記号をつけて設定する。複合キーワードの時、軸となるキーワードに設定すると有効。+をつけるのは2つ以上のキーワードでもOK。


<広告が表示される仕組みなど>

当然ながら広告の掲載順位が上位の方がクリックされやすい。

-広告の掲載順位が決まる仕組み

順位は広告ランクに基づく。
入札価格×品質スコア=広告ランク
(Yahooプロモーションでは品質インデックス)
高額を入札している広告主だけではなく、品質スコアを上げる事で広告ランクを高めることで掲載順位を上げる事が出来る。
品質スコアは1~10まであり、数値が高いと高評価。

-1クリックの広告費

以下の式で割り出される
自社の次に掲載されている広告の広告ランク÷自社の品質スコア+1円=1クリックの広告費
競合がない場合は安くなる。
予算が少ない場合は品質スコアが重要である。

<広告ランクの上げるには>

入札単価×品質スコアで広告ランクが決まる。ということは、入札単価を上げるか、品質スコアを上げるかしかない。予算が無いので、入札単価を上げるのは現実的ではない。
やはり品質スコアを上げるしかない。

-品質スコアとは

Googleの品質スコア判断基準
その中でも以下の3つの要素が重要
・クリック率CTR
・リンク先ページの品質
・キーワードと広告の関連性
とくにクリック率CTRの影響は大きい。


<広告の予算に関して>

顧客獲得にかかるコストを粗利以下にしないと赤字になる。
1件の粗利が50000円だとすると、顧客獲得に50000円以上かかると赤字になる。
10件の顧客を獲得する為に、50万以上の広告費をかけられない。

<入札単価の決め方>

-過程

月間確約目標3件を目指す。
予算は10万円
CVRが2%とする
CVRが2%なので1件獲得するのに、50回クリックされないとだめ。
ということは、
50回×3件=150回のクリックが必要。
予算の10万÷150回=約666円
入札単価は666円まで可能となる。
ただし入札単価を設定した後、
[First page Bid を下回る]
と警告され広告の表示が出来ない場合がある。これは1ページ目に広告を掲載する為に必要な上限クリック単価に到達してないという意味。
ただし広告の中身などがキーワードとの整合性、関連性がないとこのような状況になることがある。
なので入札単価を上げる前に、まずキーワード、ランディングページ、広告文の関連性や最適化を見直す。
Googleは出来る限り、検索キーワードと関連性の高い広告を掲載したいと考えている。
この事をしっかりと理解する。

<入札単価シミュレーションの利用>

1件の確約から50000円の粗利が生まれるとする。
CVRが1%である。
そうすると1クリックの価値が
50000円×1%=500円
となる。
つまり、クリック単価がこの500円を超えると赤字になってしまう。
入札単価次第で利益が変わってくる。データを取らなければならないが、アドワーズでは[入札単価シミュレーション]の機能があるので活用する。
入札単価を変更した後、クリック数、利用金額、表示回数、ページ上部表示回数、の予想数値が割り出される。
このツールで算出された数値と、自社のランディングページのCVRで、利益を予想していく。



<用語集>
CVR
ページビューから確約や資料請求に至る割合
CTR
広告がクリックされた割合

0 件のコメント:

コメントを投稿