職場でトラブルがあった、お客様(相手)に損害賠償と慰謝料を請求したい。
経緯
お客様が不法行為を行い、こちらのスタッフが被害にあった。
故意、過失は不明。お客様は過失だと主張。
ただし結果的に不法行為をしたことは認めている。
過失だが不法行為をしたことを認める一筆をもらっている。
不法行為とは
日本法では不法行為については原則として故意または過失によって他人の権利・利益を侵害した場合にその損害賠償義務を負う(民法第709条)。不法行為 - Wikipedia
不法行為 要件
一般的な不法行為(要件、故意・過失、権利侵害)【損害賠償請求・慰謝料請求】
- 自分の故意または過失による行為に基づくこと
- 他人の権利や利益を違法に侵害したこと
- その行為によって損害が生じたこと
- 加害者に責任能力があること
スタッフは精神的、肉体的苦痛を受けたため慰謝料請求。
その為スタッフは休むことになり、結果、会社に損害が出ている。
会社に対しての損害請求。
ではどのように請求すればいいのか?
損害賠償、慰謝料の請求方法
慰謝料請求権というのは「権利」であって、請求をするかしないかも自由ですし、法律上の決まりがある訳ではありませんから、請求する方法も、実に様々な方法から自由に選択することが可能です。慰謝料請求jp|慰謝料の請求方法
- 口頭で請求する方法
- 電話や面談によって請求する方法
- 内容証明などの文書で請求する方法
- 訴訟や調停などの裁判手続きで請求する方法
まずは電話をして話してみようと思う。
この時にこじれるようであれば、内容証明を送ることにする。
電話で話す時の注意点として、恐喝や脅迫にならないようにしなくてはいけない。
深呼吸をして声を荒げずに、こちらの要求を端的に伝えよう。
けっして、「払わなければどうなるかわかってるよな」といった言葉は使ってはいけない。
電話での請求 要点をまとめる
挨拶 自己紹介今回の経緯を伝え、相手に確認をとる。
今回の件で受けたスタッフの肉体的、精神的苦痛を受けた。
そのためスタッフが休むことになり、会社に対して損害が出ること。
その慰謝料と損害賠償を合計した金額を伝え請求する。
これで応じないときは内容証明を送る。
(相手方の住所氏名連絡先は確認している。)
内容証明
いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です。内容証明 - 日本郵便
出来れば内容証明など送りたくないので、電話で話を終わらせたい。
この経緯はまた。